記録は毎回、振り返りは月 1 回 10 分だけ
レシートを撮って保存するところまでは習慣にできても、「見返す」ところで止まってしまう人が多いものです。 家計簿の効果が出るのは見返したときなので、ここが抜けると、記録は溜まるのに支出は変わりません。 振り返りは長くやる必要はなく、月に 1 回、10 分で終わる 5 つのステップに決めてしまいます。 レシるんの画面でどこを見ればよいかも一緒に書きます。
まず履歴画面を開き、「要確認」のチップで絞り込みます。品目の合計と支払額が大きくずれたまま 保存したレシートがここに集まっています。読み取れなかった品目を足す、値引き行の見落としを直す、 日付の間違いを直す。この作業を先にやるのは、次のステップで見る合計や内訳が 正しい数字になっていないと、振り返りの意味がなくなるからです。 月の途中でこまめに直すより、月末にまとめて直す方が短時間で済みます。
ホーム画面のいちばん上に、今月の支出の合計と前月との差が出ています。 ここでは「増えた・減った」の事実だけを受け取ります。増えていても反省はまだしません。 帰省や家電の買い替えのように理由がはっきりしている月は、その理由をメモしておけば十分です。 理由が思い当たらないときだけ、次のステップで内訳を見ます。
集計・レポート画面を開くと、今月の支出がカテゴリ別(食費・日用品・交通費・外食・衣類・娯楽・ その他・値引き)に集計されています。ここで見るのは、金額がいちばん大きい費目か、 先月からいちばん増えた費目のどちらか 1 つだけです。8 つ全部を見ようとすると 「全部減らさなきゃ」になって続きません。1 つに絞ると、次のステップで原因まで辿れます。
履歴画面で今月のレシートを金額の大きい順に眺め、上位 3 枚の店と品目を確認します。 ステップ 3 で選んだ費目が膨らんだ理由は、たいてい少数の高額レシートか、 同じ店での買い物の積み重ねのどちらかです。前者なら「その買い物は必要だったか」、 後者なら「その店に行く回数を減らせるか」と、対策の方向が分かれます。 画像を保存する設定にしていれば、レシートの写真を見て当時の状況も思い出せます。
最後に、来月変えることを 1 つだけ決めます。「外食を月 4 回までにする」「日用品はまとめ買いの日を決める」 「コンビニは電子マネーをやめる」のように、行動に落とせる形にします。 予算の金額を変えるなら、「食費・日用品の予算の立て方」の考え方にならって 1 割まで。 決めたことは、翌月の振り返りのステップ 2 で結果を見ます。 守れなかったときは自分を責めず、決め方が大きすぎなかったかを疑ってください。
1 か月の増減には偶然が混じります。3 か月続けて同じ方向に動いて初めて「変わった」と言えるので、 レポートで月を切り替えながら 3 か月分を並べて見る習慣をつけてください。 レシるんの無料プランでは撮影した日から 3 か月分の履歴を表示するので、 ちょうど「直近 3 か月」を振り返る単位に合っています。それより長い期間の推移を追いたくなったら、 有料プランで全期間を見られます。振り返りを月 1 回 10 分に固定できれば、 家計簿は「つけるもの」から「使うもの」に変わります。